このコラムでは最近よく耳にする「従業員エンゲージメント」というキーワードの解説と、
なぜ今、従業員エンゲージメントに注目する企業が増えているのか？という背景、どうすれば従業員エンゲージメントを高められるのか？についてまとめています。

--目次-------------------------------------------------------------------------------------------
①なぜ今「従業員エンゲージメント」が叫ばれているのか？
②では、どうやって従業員エンゲージメントを高めるのか？
③従業員へのありがとうをカタチに。
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なぜ今「従業員エンゲージメント」が叫ばれているのか？

昨今、従業員エンゲージメントという言葉をよく聞くようになりました。
高度経済成長期を振り返れば、会社への忠誠心というのは、当たり前に存在していた概念でした。
それは会社という仕組みが終身雇用を前提にしていた組織であったためです。

しかし、終身雇用という働き方が終焉し、転職が当たり前となり、人材の流動性が増しました。
(4年制大学を卒業し、新卒で入社した方の3年以内の離職率は32.8%にもなります)
つまり、会社が従業員を手厚く扱わなかったとしても勝手に頑張ってくれた古き良き時代は終わり、従業員一人一人に対して何かしらそこで働く魅力付けをしていかなければ、繋ぎ止めておくことが難しい時代に突入しました。

更に、先行き不透明なVUCAの時代を迎え、過去の成功事例に従ってコツコツ頑張れば業績拡大ができていた時代から、従業員には今まで以上にイノベーティブに、よりクリエイティブに働いてもらう必要が出てきました。
そのために重要なのが“従業員エンゲージメント”なのです。

従業員エンゲージメントとは、「自発的な貢献意識」と訳されますが、言ってみれば企業と従業員が強い絆で結ばれているような状態を指します。
これを高めることで
従業員が生き生き働く　➤　サービスレベルが上がる　➤　顧客が増加する　➤　売上が上がる　➤　利益が出る　➤　従業員に還元される　➤　働くことにやりがいを感じる　➤　辞めない組織になる、といった具合に、広義の意味で組織生産性向上に繋がるのです。

では、どうやって従業員エンゲージメントを高めるのか？

従業員エンゲージメントを高めるには、いくつかの方法があります。
もちろん給料を上げるなどの金銭的なインセンティブは働く意欲醸成に繋がると思いますが、それだけではありません。
(寧ろ、金銭的な報酬・報償には限界があります)

昨今のニュース記事でもたびたび目にするようになりましたが、意味報酬という言葉をご存知でしょうか？
意味報酬とは表彰や休暇など非金銭的な報酬を指します。
例えば、大きな功績をおさめた際の誉れ、成長に対しての期待、日ごろの勤務への労い、入社してくれたことへの感謝等々、従業員への気持ちを何かしらの形で表現したものの総称だと思っていただければと思います。

わかりやすい例で「表彰」がありますが、「会社はちゃんと自分を見てくれている」「会社は自分を認めてくれた」「会社のためにもっと頑張ろう」といった形で従業員の動機づけの要素となります。
無形・有形に関わらず、従業員への感謝等の気持ちを何かしらの形にして贈るというコミュニケーションは従業員エンゲージメントを高める一助になっています。

従業員へのありがとうをカタチに。

もちろん、「ありがとう」「おめでとう」「よろしく」といった言葉を伝えることはとても重要です。
ですが、敢えてその気持ちを「ギフト」という形に込めてみるのはいかがでしょう。

例えば、弊社では様々なシーンにおいて活用できる「採用マンガ」をご提供しています。
入社・昇給昇格・新サービスのリリース・異動・退職といった従業員にとっての節目となる日に、会社からの感謝を伝えてみませんか？

人生の中で「漫画の主人公」になれる機会は、そうそうありません。
実在のスタッフをモデルにマンガをお描きします。

■表彰漫画
社内で優れた取り組みをした方を主人公にして、そのエピソードを4コマ漫画に。表彰状の代わりにプレゼントします。

■自己紹介漫画
新入社員の方の「自己紹介マンガ」を作成し、既存スタッフへの案内を作成します。入社した際の最初のプレゼントしても喜ばれます。

金銭では代えがたい、一生モノの思い出に。
ご家族(親御さんや、お子さん)にも自慢できる記念品となります。

従業員エンゲージメントを高める一助として、マンガのプレゼントをぜひご検討下さい。